Photo & レポート 《琵琶湖疎水&三井寺散策》 例会山行

 2020年1月例会 

2020年1月12日(日) 天候:雲り

《コース》
JR大津駅(9:50)〜第一疎水取水口(10:20)〜三井寺(11:00)〜小関峠(12:30)〜 山科疎水(昼食)(13:30)〜蹴上インクライン(15:50)〜蹴上(16:00)

《参加者》
会員8名+お友達2名 計10名 

《レポート》
 10時にJR大津駅集合でしたが、皆さん早めに集まったので、少し早めに出発した。せっかくなので、琵琶湖が見れる京阪浜大津に向かって歩いた。少し寒いけど風がないので歩きやすい。琵琶湖を右手に見ながら、京都市内までつながる琵琶湖疎水の出発点に向かった。疎水沿いを伊藤博文の扁額が掲げられた第一トンネルまで進み、ここから三井寺に向かった。

 三井寺は、国宝や重要文化財が多く、また見所もたくさんあり、映画のロケにもたくさん使われているそうである。三井寺の国宝の金堂や、天智、天武、持統の三天皇が産湯に用いられたという泉の湧く音を聞いたり、武蔵坊弁慶の引き摺り鐘を見たり、思っていたより良いお寺だ。当初は寄らない予定だったが、寄って良かった♪

 小関峠には長等神社の横から舗装路を上がるのが一般的だが、山の会らしく、三井寺の観音堂の裏から山道を通って小関峠に向かった。雨がぱらついたが、すぐにあがりホッとした。小関峠を越えて、第一トンネルに築かれた第一竪坑を左手に見て、第一トンネルの西側に出た。ここには山県有朋の変額が掲げられている。

 合流した疎水沿いをしばらく進み、第二トンネルの入り口を見て、近くの東屋で遅めの昼食をとった。1月なので、ぜんざいを作った。餡は市販品だが、餅は年末に実家で搗いたお餅を、今回のために100均で購入した網を使って焼いて食べた。思ったよりもうまく焼けた。恐るべし100均!!素晴らしいい!! 甘いものを食べて身体も温まり、ほっと一息ついた。ゆっくりしたいが、じっとしていると寒くなるので、早々に済ませて出発した。

 第二トンネル出口で、集合写真を撮り、TMは少し風邪気味だったので、Mさんとともに ここで分かれて山科駅方面に下山した。

 残る8人はそのあとも疎水沿いを京都市内に向け進んだ。途中、野球をしている家族がいたが、息子が打ったボールが疎水に・・・。さすがHTさん、滑りやすい足元もなんのその、さっさと疎水の柵を乗り越えて降りていき、ボールを無事救出。家族みんな、お礼を言いながらも、超人HTさんを驚きの表情で見ていました。「決して真似をしてはいけないよ!」と子供たちに注意を与え、第三トンネルの手前から再び山道に入り、蹴上に向かった。途中、日向大神宮を通り、ゴールである蹴上のインクラインに到着した。

 三井寺に寄ったので少し時間もかかり、距離も長かったが、先人の成し遂げた偉業に思いを馳せながらの、とても楽しい山行になった♪ 

 参加してくださった皆さん、ありがとうございました!TM記

1月例会「琵琶湖疎水と三井寺展望台からの三井寺と大津市内

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《写真はほぼ時系列で掲載していますが、詳細はレポートご参照ください》